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  • 執筆者の写真Tsurumigawa

鶴見川舟運復活プロジェクトとは

更新日:2022年5月27日

「鶴見川舟運復活プロジェクト」は「鶴見川に舟運を復活させて、流域の自然や伝統文化を子供たちや地域住民に伝えよう」という目的で、2007(平成19)年6月に結成されました。


鶴見川は都市化された地域に残る貴重な自然

東京都町田市から神奈川県横浜市へと流れる鶴見川は、かつて舟運で栄え、流域の住民は川を生活の一部として暮らしてきました。


しかし、鶴見川は河川氾濫など水害も多く、流域住民に多大な被害も与えてきました。昭和になり、河川改修が進み、水質汚濁が進むにつれて、川は生活から隔離されていきました。


一方、流域に住む私たちにとって、鶴見川は都市化された地域に残る貴重な自然であり、伝統文化とも深く結びついているのです。


そこで、有志が集まり、鶴見川舟運復活プロジェクトを始めました。


自然環境を利用した舟運


舟運とは「しゅううん」と読み、川を交通路にして舟で荷物や人を運ぶことをいいます。


大昔の縄文時代は現在よりも海水面が高く、鶴見川中流域は入り江となっていたそうです。


鶴見川では、潮の満ち干きが新羽あたりまであるので、このあたりまで舟が河口からあがってきていました。自然環境にあわせていろいろな生き物がいて、人々もこれを利用して生活していました。


(2008年6月発行「鶴見川舟運復活プロジェクトの活動記録」より)

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